ビジネスIP電話のメリットとデメリットについて

ビジネスIP電話はLANに接続するだけでどこでも設置でき、内線通話や着信転送もできるビジネス用のIP電話です。IP電話はVoIP技術によって音声情報をパッケトとよばれる単位に分割して、IPネットワークで相手に伝送します。複数の通話のパッケトの音声データを1本の回線で伝送できるため、回線経路を占有する必要がなく、アナログ加入電話に比べて効率がよく、低コストでサービスが利用できるというメリットがあります。特に長距離通話や国際通話が多い職場であればその効果はさらに大きくなります。
また、ビジネスIP電話は設置に当たり、電話回線を新しく引く必要ありませんので、工事も不要です。インターネット環境があればどこからでもすぐに利用できますので、導入上の手間がかからないといった点にもメリットがあります。
そして、一般電話との通話料が格安になるだけでなく、同じプロバイダー同士のIP電話通話であれば通話料が無料になりますので、コスト削減上も大きなメリットがあります。
加えて、東京03ナンバーや大阪06ナンバーなどの全国各地の市外局番の電話番号から希望する特定地域の電話番号を選ぶことができ、0120や0800のフリーダイヤルナンバーや0570のナビダイヤルナンバーなどで発着信ができます。そのため、受付や申込み専用ダイヤルとして使用することも可能です。
もちろん、ビジネスIP電話使用中もインターネットを使用することができ、モバイルIP電話と一緒に使用すると、更に利便性が広がります。
一方、ビジネスIP電話では、1本の回線上を複数の通話のパケットが混在したままで、個々ばらばらに伝送されますので、通話の品質という点では、回線を占有ができる回線交換方式のほうが高いという点がデメリットです。また、回線において利用者のアクセスが特定の宛先に集中すると、通常ならば可能なはずの通信ができなくなる、いわゆる回線のパンクが起こります。
また、IP電話ではFAX通信ができず、また、緊急時などに110や119につながらないのもデメリットといえます。

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